〈白菜使い切りおつまみ〉しっかりボリューム!お腹も大満足の簡単レシピ
【庄司いずみのベジつまみ34】これからの時期どんどん甘みを増す白菜。買ったはいいけど冷蔵庫で場所を取るし、ついつい余らせがちな大型野菜の代表格です。そこで今回は白菜を大量消費できるおつまみレシピを4品ご紹介します。
つい余らせがちな大型野菜「白菜」をおつまみに!
この連載では、美味しくてお酒が進み、しかも体に優しい。そんな、野菜で作るベジつまみを紹介しています。
ところで、皆さんの定番ベジつまみはなんですか? フライドポテトやオニオンリングという方も多いでしょうか。
ボリュームがあって美味しいのも人気の秘密でしょうが、作りやすさも大きいですよね。じゃがいもや玉ねぎなら、たいていはキッチンにありますから!
おつまみのために買い物に出かけるのはめんどくさい。家にあるもので作りたい。そんな方は、きっと多いはず。
白菜などの大型野菜は、どうしても持て余し、残ってしまうことがありがちです。そんな時はおつまみにしてしまいましょう。
【白菜使い切りおつまみ①】白菜と油揚げのピリ辛煮
白菜と油揚げ、干し椎茸などをさっと煮るだけのおかずは、ご飯のおともにもいいですが、おつまみにするならピリ辛味にアレンジしましょう。
いつもの醤油味ではなく、ニンニクとごま油、コチュジャンと醤油で味をつければパンチも効いて、ビールにも日本酒にも合うおつまみになります。
【白菜使い切りおつまみ②】白菜の味噌炒めクミン風味
ざく切りの白菜をごま油で炒め、味噌と酒で味をつける。
簡単だし、間違いない料理ですが、そこにクミンシードを加えてみましょう。とたんにエスニックでおしゃれな味に変身します。
味噌炒めなのに、ワインにも合います。ぜひ試してほしい美味しさです。
【白菜使い切りおつまみ③】白菜の生姜焼き
生姜焼きは豚肉で作るのが定番ですが、きのこを炒めて生姜焼きにしても美味しいですし、白菜で作ってもイケるのです。
嘘だと思うならぜひ試してほしいのですが、さっぱりしていながらパンチがあって、一人につき、白菜を1/4個くらいは食べちゃう美味しさです。
作り方のイメージがわきにくいかもしれないので、簡単レシピですが紹介しますね。
●白菜の生姜焼き(1人分)
材料
- 白菜の葉 2~3枚
- 小麦粉 大さじ1~2
- ごま油 適量
- ▼(A)
- ・醤油 大さじ1
- ・酒 大さじ1
- ・おろし生姜 一片分
作り方
- 白菜は大きめにザクザク切り、小麦粉をまぶす。(A)を合わせて生姜焼きのタレを作る。
- ごま油を熱して白菜を並べ、焦げ目がつくまでじっくり焼きつける。裏返したら火を弱め、蓋をして3~4分蒸し焼きに。
- 最後に火を強めて焦げ目をつけたら、(A)の生姜焼きのタレをジャッとからめる。
たっぷり作ってご飯にのせて。生姜焼き丼にすれば、お酒のシメにもぴったりです。
【白菜使い切りおつまみ④】白菜の春巻き
他の素材は使わずに、いさぎよく白菜だけ! 塩もみしてから具にするので、びっくりするほどたくさんの白菜が食べられるのです。
●白菜の春巻き(2本分)
材料
- ▼(A)
- ・白菜 150g(千切り)
- ・にんにく 1片(千切り)
- ・塩 小さじ1/4強
- ごま油 小さじ2
- 片栗粉 大さじ1/2
- 春巻きの皮 2枚
- 揚げ油 適量
作り方
- (A)をポリ袋に入れて全体を混ぜ、10分おいて水気をしっかり絞る。
- ①の袋にごま油と片栗粉を入れて全体をなじませ、春巻きの皮で包む。
- 油を熱して②を揚げる。
ぜひお試しくださいね。
※記事の情報は2020年11月24日時点のものです。
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