【みょうがのおつまみ】食欲増進! さっぱりさわやかなベジつまみ

さわやかな香りとほのかな苦みが特徴で、薬味として人気のある「みょうが」。実は主役としても十分使える食材なんです。今回は、そんなみょうがを使ったお酒にぴったりのおつまみを3品ご紹介します。

ライター:庄司 いずみ庄司 いずみ
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みょうがは、疲れた時にもぴったりのお助け食材!

こんにちは。野菜料理家の庄司いずみです。

この連載ではヘルシーで美味しい、野菜が主役のベジつまみを紹介しています。

今回はちょっと変化球。ふだんは脇役にしかならないみょうがで、美味しいおつまみを作りましょう。
みょうが
「みょうがはお好きですか?」と尋ねても、「大好きです!」と答える人は少ないかもしれませんね。刺身のツマや蕎麦やそうめんの薬味、またはみそ汁の具材として食べる程度。みょうがをメインに使って料理しようとはあまり思わない、そんな人も多そうです。

でも、大盛りで安く売っていることもあるし、薬味用として買ったものの使い切れなかった、なんてこともありますよね。そんなとき、みょうがレシピのレパートリーがあったら助かります。

みょうがといえば香りが特徴。あの独特のさわやかな芳香成分はα-ピネンといって、食欲増進や消化を促す働きもあるのだとか。疲れて食欲のないときにもよさそうですね。

というわけで、今回はみょうがで3品、ベジつまみをご紹介しましょう。

みょうがのおつまみ①|みょうがが主役のピリ辛豆腐サラダ

みょうがが主役のピリ辛豆腐サラダ
まずはこちら。

火を使わない簡単料理、みょうがが主役の豆腐サラダです。麻婆豆腐のようなピリ辛の味付けで、これがご飯やお酒に合うのです。おすすめはビール。日本酒にもいいですよ。
 

●みょうがが主役のピリ辛豆腐サラダ(2人分)

材料

  • ▼(A)   
  • ・みょうが(小口切り) 2個
  • ・ごま油 小さじ1
  • ・おろしにんにく 小さじ1/4
  • ・豆板醤 小さじ1/4
  • 木綿豆腐(水切りする) 小1丁(200g)
  • 塩こうじ 大さじ1

作り方

  • (A)を混ぜて味を馴染ませておく。
  • 豆腐をさいの目に切って塩こうじを馴染ませておく。
  • 1と2を混ぜて盛り付ける。

みょうがのおつまみ②|みょうがのにぎり寿司

みょうがのにぎり寿司
お次はお寿司!

お寿司といってもとても簡単。みょうがを甘酢につけ、残った甘酢をざっくりとご飯に混ぜて一口大ににぎったら、そこにみょうがを乗せるだけ。

簡単ですが乙な味。冷酒にぴったりなのです。

お寿司に仕立てず、甘酢漬けとして食べてもおいしいですよ。
 

●みょうがのにぎり寿司(2人分)

材料

  • みょうが(縦に6等分に切る) 大2個
  • ▼(A)    
  • ・メイプルシロップ(または砂糖) 8g
  • ・酢 小さじ2
  • ・塩 小さじ1/4
  • ごはん 1膳分

作り方

  • 熱湯を沸かしてみょうがをさっと茹で、ざるにあける。
  • 1と(A)を合わせてポリ袋に入れ、5分おいたら全体を揉んで馴染ませる。
  • 温かいごはんに2のつけ汁を混ぜる。(汁気が多ければ控えめに、逆に味が薄ければ酢や塩少々で好みの味に調整を)
  • ごはんを小さくにぎり、2をのせる。

みょうがのおつまみ③|みょうがの春巻き

みょうがの春巻き
最後はちょっとボリュームのあるおつまみをご紹介しましょう。

熱々サクサクの春巻きです。

春巻きとはいえ、具の材料は春雨とみょうがだけ。味付けは塩昆布とごまだけでOKです。これを包んで揚げるのですが、揚げ物なのにさっぱりおいしい。ビールやチューハイなどを飲みたいときに、ぜひどうぞ。
 

●みょうがの春巻き(2人分)

材料

  • みょうが(せん切り) 2個
  • 春雨(戻してざく切り) 30g
  • ごま油 適量
  • 塩昆布(みじん切り) 5g
  • すり白ごま 小さじ1/2
  • 春巻きの皮(ミニサイズ) 4枚
  • 揚げ油 適量

作り方

  • ごま油を熱してみょうがと春雨を炒める。くっつくようなら水を少々さす。
  • 塩昆布とすりごまで味をつけて火を止める。
  • 2の粗熱がとれたら春巻きの皮で巻き、熱した油で揚げる。
みょうがを使ったおつまみは、さっぱりしたい残暑の晩酌にもぴったり。

安く売っていたときや、余ってしまったときはもちろん、どれもわざわざ作りたくなるおいしさです。ぜひお試しくださいね。

※記事の情報は2021年8月23日時点のものです。
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