【れんこんのおつまみ】ボリューム満点! おなかが満足するベジつまみ
野菜の中でもボリュームがあり、お酒のおつまみにもぴったりの「れんこん」。シャキシャキ、ほっくりとした食感が楽しいだけでなく、ビタミンCや食物繊維、タンニンなどの栄養成分が豊富で、体にもうれしい食材です。今回は、そんなれんこんを使ったおつまみを3品ご紹介します。
食べごたえバツグンのれんこんは、おつまみにぴったり!
この連載ではヘルシーで美味しい、野菜が主役のベジつまみを紹介しています。
「野菜だけでは、ボリュームがなくてつまみにはならないのでは?」と思う方もいらっしゃるでしょうか。たしかに、レタスやルッコラなどの葉物野菜は、お酒に合わせるにはやや物足りないし、サラダ以外のレパートリーが思いつかないという方も多いかもしれません。
ですが、根菜はどうでしょう。
歯応えがあって、腹持ちもいい。メニューによっては肉料理に負けないボリュームも出せる。まさにつまみ向きの素材ではないでしょうか。
そこで、今回のテーマ野菜はれんこんです!
ビタミンCが多く、疲労回復や美肌に効果的なうえ、カリウムや鉄、亜鉛などのミネラル分もたっぷり。また、食物繊維が多いのでお腹の調子を整えるのにも役立ちます。
さらに、タンニンが多く含まれるため、その消炎作用による喉の痛みの緩和や、咳止めの効果も期待できるのです。
さっと炒めたり揚げたりするとシャキシャキ食感が楽しめるし、じっくり煮たり蒸したりすればホクホク食感に仕上がります。さらに、すりおろして加熱すると、でんぷんの作用でもっちりとした食感に。調理法により表情が変わるのもれんこんの魅力の一つです。
というわけで、今回はれんこんで3品、ベジつまみをご紹介しましょう。
れんこんのおつまみ①|れんこんチップス
カリカリになるまでしっかり揚げます。ポテトチップスならぬれんこんチップスという感じ。 サクサクに揚がったらちょっと強めに塩をふり、コショウやガラムマサラなど、好みのスパイスをこれまた強めにまぶします。
そのままつまんでビールのおともにしても最高ですし、葉野菜をたっぷり添えて、一緒にモリモリ食べてもヘルシーですね。
れんこんのおつまみ②|れんこんのタンドリー風
スパイシーでボリュームがあり、れんこんがほっくり甘くて絶品です。ビールにも白ワインにも合いますよ。
●れんこんのタンドリー風(2人分)
材料
- れんこん 1節(150g)
- 市販のオニオンソテー 50g
- 油 適量
- 塩麹 小さじ1
- 植物性マヨネーズ 小さじ1
- ターメリック 小さじ4分の1
- 豆乳ヨーグルト 50g
- ▼(A)
- ・豆乳ヨーグルト 50g
- ・レモン果汁、塩麹 各小さじ2
作り方
- フライパンに油を熱し、れんこんとオニオンソテーを炒める。
- 蓋をして4、5分じっくり火を通し、れんこんが柔らかくなったら塩麹とターメリック、マヨネーズで味をつける。最後に豆乳ヨーグルトを加えてひと混ぜする(加熱しすぎると分離するので要注意)。
- 皿に盛り、あれば万能ねぎ(分量外)などを散らし、混ぜたAのソースをかける。
れんこんのおつまみ③|おろしれんこんの大葉餃子
れんこんをすりおろし、にんにくやネギを混ぜたタネを大葉で包み、こんがりと焼きあげます。味わいは餃子風でビールによく合いますし、もっちもちの食感にきっと驚きますよ。
●おろしれんこんの大葉餃子(2人分)
材料
- レンコン 大1節(または中2節)300g
- ▼(A)
- ・塩 少々
- ・万能ねぎ(小口切り) 5本
- ・にんにく(みじん切り) 1片
- 片栗粉 大さじ1と1/3
- 大葉 10枚
- 油 適量
作り方
- れんこんをすりおろす、またはフードプロセッサーにしっかり目にかける。
- 1とAの材料を混ぜてタネにする(水分はそのまま使うが、あまりにも水っぽいときは軽く落とす)。
- 2を一口大に丸めて大葉で包む。
- フライパンに油を熱し3を焼く。片面がこんがり焼けたら裏返し、蓋をして2分程度蒸し焼きにして中まで火を通す。
- 皿に盛り、好みで酢醤油(分量外)を添えてできあがり。
こちらの餃子のタネをアレンジすれば、ワンタンや春巻きも作れます。
れんこんを使った料理は、きんぴらだけではないのです! ご紹介したおつまみは、どれも食べごたえがあってお酒にぴったり。ぜひお試しくださいね。
※記事の情報は2021年9月27日時点のものです。
- 1現在のページ