【マッシュルームのおつまみ】うまみたっぷりで低カロリーのベジつまみ
脇役のイメージが強い「マッシュルーム」ですが、実はお酒のおつまみにぴったり! 低カロリーで食物繊維が豊富、うまみ成分たっぷりで調理も簡単。ついつい食べ過ぎてしまいがちなお酒のおともにおすすめです。今回は、そんなマッシュルームを使ったおつまみを3品ご紹介します。
脇役なんてもったいない! マッシュルームはおつまみ向きの優秀食材
この連載では野菜でつくる、お酒によく合うヘルシーなおつまみレシピを紹介しています。
さて、今回のテーマ野菜はマッシュルームです。
レストランやカフェではサラダの具材やメインディッシュのつけあわせとして出てきたり、家庭料理ならシチューやスープの具材、ソテーなどで登場する程度で、「マッシュルームをメインで食べるぞ!」という料理は少ないように思います。
ですが、実はマッシュルームほどつまみに向く食材はありません。
まず、なんといっても低カロリーなのがいいですね。100g中わずか11kcalしかなく、ついつい食べすぎてしまいがちなお酒のおともにはぴったりです。
低カロリーでありながら、食物繊維が多くて満足感はあり、お腹の調子も整えてくれます。さらにビタミンB群が多いのもうれしい特徴のひとつ。糖質や脂質の代謝を促し、ダイエット向きでもあります。
味の点では、うまみ成分のグアニル酸が多いため、薄味でもおいしく仕上がるところも素敵です。そのままさっと炒めて塩胡椒をふるだけでもおいしいですし、生食してもOK。調理が簡単なのもつまみ向きといえそうです。
マッシュルームには、上の写真のようにホワイトとブラウンの2種類がありますが、栄養的にはそう変わりはありません。ブラウンのほうがやや食感が硬く、風味が強め。お好みで選ぶといいですね。
今回はそんなマッシュルームを使った、とびきりのおつまみレシピをご紹介しましょう。
マッシュルームのおつまみ①|マッシュルームのオイル蒸し
オリーブオイルを使うのでアヒージョのようでもありますが、少量の油で蒸し煮するだけなのでカロリーも控えめ。調理時間が短いので、急いで一品出したいときにぴったりです。
●マッシュルームのオイル蒸し(2人分)
材料
- ブラウンマッシュルーム(石突が汚れていたら取り除く) 1パック(100g)
- ▼(A)
- ・鷹の爪(小口切り) 1本
- ・にんにく(あらみじん切り) 1片
- ・オリーブオイル 大さじ2
- 塩こうじ 小さじ1
- パセリ(あらみじん切り) 1/4把(25g)
作り方
- マッシュルームを(A)と一緒に小鍋に入れて全体を混ぜ、ふたをして中火にかける。
- しっかり火が通ってジリジリと音がしてきたら、中火でさらに1分加熱し、塩こうじとパセリを混ぜ込んで火を止める。
マッシュルームのおつまみ②|マッシュルームのディップ
炒めることでうまみが増すので、塩は控えめで大丈夫。つまみというとしょっぱいものが多くなりがちなので、こんな一品があるといいですね。
もちろん作り置きも可能。冷蔵庫で3、4日は保存できます。写真ではバゲットを添えていますが、スティック野菜にもよく合います。
●マッシュルームのディップ(120ml・3~4人分)
材料
- ▼(A)
- ・オリーブオイル 大さじ1
- ・マッシュルーム(石突が汚れていたら取り除き、みじん切り) 1パック(100g)
- ・玉ねぎ(みじん切り) 50g
- ・にんにく(みじん切り) 10g
- ・塩 小さじ1/3
- 豆乳ヨーグルト 30g
- バゲット(薄切り) 適量
作り方
- (A)をフライパンに入れ、時々かき混ぜながら炒める。
- 数分炒め、マッシュルームから出た水分が煮詰まってきたら火をとめる。
- 2と豆乳ヨーグルトを混ぜて完成。バゲットを添えて盛り付ける。
マッシュルームのおつまみ③|マッシュルームのココナッツミルクフリット
●マッシュルームのココナッツミルクフリット(2人分)
材料
- マッシュルーム(石突が汚れていたら取り除く) 1パック(100g)
- ▼(A)
- ・米粉 30g
- ・ココナッツミルク 70g
- ・塩 小さじ1/8
- 油 適量
- クレソン 適量
作り方
- (A)を混ぜて衣をつくる。
- マッシュルームに1の衣をまぶしつけ、熱した油で揚げる。
- クレソンを添えて盛り付ける。
日本酒にも合わせられますが、やはりワインがよく合います。ぜひお試しくださいね。
※記事の情報は2021年10月25日時点のものです。
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