にごり酒を知ろう!

にごり酒! 甘くとろっとしたものから、シュワッと爽やかな薄にごり系まで、おいしい和酒の代表格です。イエノミスタイルでも、にごり酒やどぶろくは色々と飲んできました! にごり酒の基本から、意外な飲み方、にごり酒の兄弟「どぶろく」まで。家飲みにおける、新機軸開拓のヒントになれば幸いです。

メインビジュアル:にごり酒を知ろう!

にごり酒とは?

にごり酒は日本酒のうち、もろみの濾過をあまり行っていないお酒の総称です。濾過の度合いによって、どぶろくに近いどろっとしたものから、さらっとしたものまで、さらに発泡するものまで、様々なタイプがあります。一般的には「冷やして飲む」お酒なので、これからの季節、おいしいですね。中にはアルコール度数が高いものもあるので、オンザロックという手も。

そんなにごり酒を、家飲みならではの色んな飲み方で楽しんでみましょう!

にごり酒を「お燗」で飲む?

ほとんどの居酒屋さんでは、にごり酒は冷たく冷やして出てくるもの。しかしながら、にごり酒をお燗にすると、また違った世界が現れます。家飲みならではの楽しみ方として、にごり酒の燗酒は、試してみる価値あり!です。

で、実際に試してみたのがコチラの記事。

活性にごり酒の世界

「活性にごり酒」とは、炭酸がシュワシュワしたにごり酒のことです。酵母がアルコールと共に創り出す炭酸ガスをそのまま利用したものから、炭酸ガスを後から充填したものまで様々なタイプがあります。

よーく冷やして、パーティの乾杯にもピッタリな活性にごり酒の分類から開栓の仕方、おすすめ活性にごり酒まで全部解るのは、コチラの記事!

どぶろくを知ろう!

にごり酒は、多かれ少なかれ、瓶詰めの前に「濾過」を行っています。どぶろくとは、この濾過を一切しない日本酒のこと。日本の酒税法では、少しでも濾過してあれば「清酒」に分類され、濾過しないどぶろくは「リキュール」という扱いになります。

このどぶろく、実は、最も古い日本酒の原型をとどめる「飲める化石」! しかも、様々な飲み方アレンジが可能な「超出来る子」なのです。どぶろくの基礎知識から、怒濤のアレンジまではコチラの記事で詳しく読めます!

そう言えば 蔵元「日本泉」さんでにごり酒を飲ませてもらったよ!

日本泉酒造は、一年中新酒を搾るユニークな蔵元。JR岐阜駅の目の前にあります。日本泉さんの酒造りの取り組みを取材した記事があるのですが、この取材で飲ませていただいたにごり酒「吟醸にごり原酒 ふなくちとり」のおいしさは未だに忘れられません。

もろみをざるで優しく濾したにごり酒。アルコール度数は18度もあるのに、さらっとして飲みやすく香り高いお酒でした。試飲の様子が、この記事でちょこっとだけ覗けます。

にごり酒は追求しがいのあるお酒

にごり酒やどぶろくは、日本酒を楽しむついでにちょっとたしなむ、といったイメージですが、実はなかなか奥が深く、日本酒好きなら追求してみる価値があると思います。これを機会に、にごり酒やどぶろくを「ガッツリ飲んでみる」なんていうのも、宜しいのではないかと存じます。

※記事の情報は2020年6月29日時点のものです。
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