台湾フェスで見つけた注目のおつまみを自宅で再現してみました
ここ数年人気の台湾料理。台湾フェスも全国で開催されています。ということで実際にフェスに行って、お酒に合いそうなものをピックアップ。手に入りやすい食材で再現してみました!
大盛況の台湾フェスで人気のおつまみ3選
各地で開催されている台湾フェスはどこも大盛況。なかには長蛇の列ができるお店も。その中からおつまみにぴったりでこれから話題になりそうな3つの料理をセレクトしました。選んだのは、フェスで一番長い行列ができていた鶏のスパイシーから揚げ「 雞排(ちーぱい)」、とろみのあるかつおだしがやさしい「麺線(めんせん)」、そして食感がたまらない「干し豆腐の和え物」。どれもちょい濃いめの味付けでお酒がすすみます!
台湾つまみを自宅で作ってみた!
「麺線」はそうめんに似た食感の台湾独自の麺と、かつおだしの効いたとろみのあるスープにモツをトッピングした屋台で人気のメニュー。本場ではかつおだしにとんこつなどを合わせて奥深さを出しているようですが、家で再現しやすいよう、オイスターソースや豚バラ肉を焼いて出た「脂」を加えてコクを出しました。今回はトッピングも豚バラ肉を使いましたが、より本場の味を求めるならモツがおすすめです。
材料
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そうめん
1束
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かつおだし
2カップ
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オイスターソース
大さじ1
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豚バラ肉
50g
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片栗粉
適量
作り方
- 豚バラ肉をフライパンでカリカリになるまで焼く。このときに出た脂はとっておく。
- かつおだしにオイスターソース、豚バラ肉の脂を加える。
- 2に茹でたそうめんを加え、ひと煮たちしたら水溶き片栗粉でとろみをつける。
- 器に移し、焼いた豚バラ肉、パクチーをトッピングする。お好みでラー油をかけても。
かつおだしはやや濃いめかな?くらいがおすすめ。好みで調整してみてください。とろみのあるスープがやさしい味わいで、飲んだあとのシメにもよさそうです。
干し豆腐は硬めの豆腐を圧縮し乾燥させたもので、中国や台湾ではよく食べられているもの。日本でも通販や専門店ななど扱うところも増えてきました。麺ような弾力のある食感が特徴で、素材そのものにはほとんど味がないので、味付けがポイント。細切りになっているタイプを使いましたが、板状で冷凍されているものもあるので、自宅で戻して好きな太さに切って使うこともできます。
材料
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干し豆腐
100g
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パクチー
適量
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鶏がらスープの素
小さじ1
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おろしにんにく(チューブでOK)
適量
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ごま油
適量
作り方
- 干し豆腐とパクチーを食べやすい大きさに切り、鶏がらスープの素、おろしにんにく、ごま油で和える。
水菜やきゅうりを加えてもおいしくいただけます。辛味を加えたい時にはラー油をかけても。
「雞排」は台湾のローカールフード。屋台で出しているところも多く、旅行で食べたという人も多いのではないでしょうか? 手のひらほどもある大きなから揚げですが、鶏むね肉を使っているので意外にあっさり食べられます。風味づけの五香粉で本格的な味に仕上がります。
材料
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鶏むね肉
1枚
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日本酒
小さじ1
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しょうゆ
小さじ1
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おろしにんにく(チューブでOK)
適量
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おろししょうが(チューブでOK)
適量
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五香粉
適量
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卵白
1個分
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小麦粉
50g
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わらび粉
50g
作り方
- 鶏むね肉を観音開きにし、さらにめん棒などでたたいて伸ばす。
- 1にしょうゆ、酒、にんにく、しょうが、五香粉で下味をつけ30分ほど置く。
- 2に小麦粉を軽くつけ、卵白にくぐらせてから、わらび粉をつける。
- サラダ油(分量外)を熱し、低めの温度でゆっくりと揚げる。
本場ではタピオカ粉を使って揚げるそうですが、より手軽に使えるわらび粉で代用しました。 片栗粉よりもカリカリ感が出て、見た目もおいしそうに仕上がります。 スパイシーな味が好きな方は食べる前に五香粉を振りかけても。
※記事の情報は2018年9月27日時点のものです。