ハマる人続出! 話題の缶入り「緑茶ハイ」5種を飲み比べてみた
ハイボールやレモンサワーを筆頭に売上を伸ばし続けているRTD市場。今回はその中でも、昨年から人気が高まってきていると噂の「緑茶ハイ」を飲み比べてみました!《イエノミゆるゆる試飲会⑩》
そもそも緑茶ハイとは? お茶割りとの違い
緑茶ハイとは、その言葉通り「焼酎を緑茶で割る飲み方」を指し、緑茶割りや静岡割りとも呼ばれます。
緑茶割りと似た名前で「お茶割り」という飲み物がありますが、そちらは「焼酎をお茶で割る飲み方」を指します。ここでいうお茶とは、ほうじ茶から烏龍茶、ジャスミン茶、抹茶など種類は様々です。
注目度の高いRTD市場の中でも、緑茶ハイは特に関心が高まっており、糖質ゼロで低カロリーな上、緑茶に含まれるビタミンCやカフェインのおかげで二日酔いになりにくく、プリン体ゼロ、などなど魅力が盛りだくさん!
健康を気にする方にはうってつけのお酒ですが、せっかくならば自分に合ったおいしい緑茶ハイを飲みたいですよね。
味の違いはどれほどあるのか? 緑茶ハイに合うつまみとは? あたためたら味はどうなる?? イエノミスタイル編集部員が飲み比べて検証していきます!
<編集部員紹介>
好きなお酒:ギネスビール一択!
好きなお酒:日本酒(特に燗酒だといくらでもイケる)
好きなお酒:やっぱりビールがいちばん!
好きなお酒:アルコールが入っていればなんでもウェルカム
好きなお酒:甘くて強めのお酒をチビチビ飲むのが好き
今回比較するのは、この5商品。
・宝焼酎のやわらかお茶割り|宝酒造
・宝焼酎の緑茶割り|宝酒造
・宝焼酎の濃いお茶割り~カテキン2倍~|宝酒造
・お茶酎玉露と抹茶チューハイ|アサヒビール
・静岡県産抹茶入り緑茶ハイ|合同酒精
\お茶割り好きにはこちらもオススメ/
まずは緑茶ハイを冷やして飲み比べます
①宝焼酎のやわらかお茶割り|宝酒造
アルコール度数:4%
原材料:焼酎、緑茶(一番緑茶20%)、ビタミンC
カロリー(100mlあたり):24kcal
参考小売価格:141円/191円(335ml/480ml)
F:宝酒造からは現在3種類の緑茶ハイが出ています。
E:自分の好みで選べるっていうのが親切ですね。これは名前通りやわらかな口当たり~。
A:渋味が一切ないですね! ペットボトルの緑茶に近い感じ。
F:苦味が薄くてスッキリ飲みやすい、これ私好きです。
E:食事の邪魔にならなさそうでいいですね。
Y:これは美味しいね。ただ緑茶の味わいがさらっとしてる分、アルコール感は少しあるかも……?
S:そうですね。焼酎っぽさは分かりやすいかな。
②宝焼酎の緑茶割り|宝酒造
アルコール度数:4%
原材料:焼酎、緑茶、ビタミンC
カロリー(100mlあたり):24kcal
参考小売価格:141円(335ml)
F:こちらはファミリーマートのみの限定販売品だそうです。
E:これもスッと飲みやすいですね。
Y:①よりも苦味があって、逆に甘みは薄くなった印象。よりお茶っぽくなったね。
S:いつまでも飽きずに飲める味わいだよね。
A:私は同じ値段なら、お茶の味が濃いほうがいいかな(笑)
③宝焼酎の濃いお茶割り~カテキン2倍~|宝酒造
アルコール度数:4%
原材料:焼酎、緑茶、ビタミンC
カロリー(100mlあたり):27kcal
参考小売価格:141円(335ml)
A:カテキン2倍と書かれているだけあって、本当に色が濃いですね。
E:苦味が強い! 渋めで濃いお茶が好きなので、とても美味しい。
Y:少し香ばしいような香りがするね。
A:ほうじ茶っぽくもありますね。旅のお供にも良さそう~。宝焼酎3種の中では、これが一番好きです!
E:確かに濃いおつまみや食事に合いそうですね。
S:3つの宝シリーズの中でも、一番お茶の味が濃くて飲んだときの充実感があるかな。
④お茶酎玉露と抹茶チューハイ|アサヒビール
アルコール度数:5%
原材料:焼酎(国内製造)、玉露(国産)、煎茶(国産)、抹茶(国産)/香料、ビタミンC
カロリー(100mlあたり):30kcal
参考小売価格:141円(340ml)
F:こちらの商品は玉露入りで抹茶が沈んでいるそうなので、よく振ってからお飲みください。
S:どことなくハーブっぽい香りがあって、甘みがあるね。
A:たしかに、山椒のような香りがします。
E:玉露の甘みやうま味成分を強く感じられる緑茶割りですね。
F:たった1%しか違わないのに、今までのよりもアルコール感がグッと強まりますね。
S:不思議な味だけど、抹茶好きな人にはいいかも。
Y:いろいろ工夫してるなっていうのはわかる。
E:あと、パッケージのデザインがおしゃれで素敵ですね。
⑤静岡県産抹茶入り緑茶ハイ|合同酒精
アルコール度数:4%
原材料:焼酎、緑茶、ビタミンC
カロリー(100mlあたり):26kcal
参考小売価格:143円(340ml)
F:静岡県の本場のお茶割りを再現した、茶葉の製法にこだわった緑茶ハイだそうです。こちらも④と同様振ってからお飲みください。
E:こっちもデザインが素敵でいいですね。
A:おいしい! お茶屋さんで淹れてくれるような、新鮮な煎茶の香りがしますね。
S:これが一番好きだな。
F:私もこれが一番好きです!まろやかですごく飲みやすい。
Y:お茶の苦みや渋み、甘みも、全部よく出ているね。
緑茶ハイをあたためてみた
しかし、④の「お茶酎玉露と抹茶チューハイ」だけはあたためるより冷やして飲んだほうがおいしい!と全員一致で意見がまとまりました。同じ緑茶ハイとはいえ、それぞれに合った飲み方があるとは、新たな発見です。
緑茶ハイに一番合うおつまみは?
・からあげ
・チェダーチーズ
・焼きそば
・うずらの串揚げ
・そら豆
・岩下の新生姜
・枝豆スナック
この中で最も緑茶ハイに合ったのは……焼きそばでした!
そして逆に相性はあんまり……だったのは、まさかのからあげ! こちらもちょっと意外ですよね。からあげだと鶏のうま味が強すぎて緑茶ハイと喧嘩してしまったので、同じくうま味の強い食べ物はあまり合わないのかもしれません。
色々組み合わせを試して、編集部が導き出した答えは、「そこそこうまいソース系のジャンキーな食べ物」が緑茶の苦味とよく合う、という結論に至りました。なので、うずらの串揚げもソースをつけて食べると、抜群の相性に。
ソースが合うのは、酸味が緑茶に合うからだ、という意見も。なるほど、そうかもしれませんね。
刺し身や生魚系もあまり合わなさそう、でも寿司なら酢飯だからイケるかも、温めた緑茶ハイなら中華料理にもよく合いそう、といった意見もちらほら出ていました。
飲み比べてみて、分かったこと。
今回飲み比べた5本の中で、編集部的に一番高評価だったのは、合同酒精「静岡県産抹茶入り緑茶ハイ」でした。緑茶らしい深みと甘みがあり、上品な煎茶のような味わいを感じられると好評でした。
また、宝酒造の緑茶割りシリーズはどちらもアルコール感少なめで飲みやすいので、緑茶ハイ初心者の方もぜひチャレンジしてみてください。
※記事中のコメントは個人の感想です。
※記事の情報は2019年7月3日時点のものです。
(2019年12月3日更新)
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