シンプルだからおいしい。芽キャベツが主役のアテ3品

コロコロとした見た目がかわいらしい「芽キャベツ」。シンプルな調理でも飽きの来ないおいしさが楽しめる、おつまみにもぴったりの食材です。お酒好きのフードライター白央篤司さんが、芽キャベツを主役に据えたおつまみを3品(+おまけにもう1品)教えてくれました。

ライター:白央篤司白央篤司
メインビジュアル:シンプルだからおいしい。芽キャベツが主役のアテ3品
芽キャベツ、使われたことありますか?

キャベツのおいしさがギューッと濃縮されたような味わいで、私は大好物。おつまみにもよく使っているんです。ごくシンプルですが、私なりの芽キャベツつまみレシピを今回は紹介させてください。

料理する前に

一番下を切り落とす
一番下の部分、ちょっと硬そうだったり、汚れていたりしたら、薄く切り落としてください。
縦半分に切る
その上でタテ半分に切って、今回は使っていきます。

芽キャベツも上から見ると楕円形だったり球体に近かったり、形もいろいろ。ちょうど半々になるぐらいのポイントを見極めて切ってください。同じぐらいの大きさに切ると、調理したとき火のとおりが均一になって、味わいもよくなります。

さあ、つまみ作りをはじめましょう。

1品目|芽キャベツの蒸し焼き

芽キャベツの蒸し焼き
私がいちばん好きなのは「ただ焼いただけ」。シンプル極まりないけど、飽きのこないおいしさが生まれます。

材料

  • ※1~2人前
  • 芽キャベツ 4個
  • オリーブ油 小さじ1
  • 大さじ1
  • 塩こしょう 適量

作り方

  • フライパンに油をひいて中火にかけ、芽キャベツを切った面を下にして2分ほど焼きます。
  • 芽キャベツを返して水を加えてフタをし、また2分焼いて、火を止めて1~2分ほどおきます(この間にビールなどお酒の用意をどうぞ)。仕上げに塩こしょう、追いオリーブ油を少々。
※「火を止めて1~2分おく」というのは、芽キャベツの大きさによります。直径2㎝前後から2.5㎝ぐらいのものなら1分、それ以上なら2分おいてください。「ペペロンチーノ風」も同様に。

2品目|芽キャベツの焼きびたし

芽キャベツの焼きびたし

材料

  • ※1~2人前    
  • 芽キャベツ 4個
  • 好みのきのこ(ぶなしめじ、エリンギ、ひらたけなど) 50g程度
  • 好みの出汁 大さじ4
  • 醤油 小さじ1
  • サラダ油 小さじ1/2
  • ひとつまみ

作り方

  • フライパンに油をひいて中火にかけ、芽キャベツを切った面を下にして2分焼く。この間にきのこの石づきをとり、食べやすい大きさにほぐしておく。
  • 芽キャベツを返し、きのこ、出汁、醤油を加えてフタをし、3分ほど加熱する。
  • お皿に盛って、塩をふる。
出汁はなんでもいいのですが、私はいりこ出汁(煮干し出汁)を使っています。芽キャベツとよく合いますよ。

3品目|芽キャベツのペペロンチーノ風

芽キャベツのペペロンチーノ風

材料

  • ※1~2人前   
  • 芽キャベツ 4個
  • にんにく ひとかけ
  • 白ワイン 大さじ1
  • オリーブ油 小さじ1
  • 輪切りの唐辛子 好みの量
  • 塩、黒こしょう 適量

作り方

  • にんにくを粗みじん切りにする。
  • フライパンに油をひいて中火にかけ、にんにくを入れ、芽キャベツを切った面を下にして2分ほど焼く。
  • 芽キャベツを返して白ワイン、唐辛子を入れ、フタをして2分焼き、火を止めて1~2分おく。
  • お皿に盛って、塩、黒こしょう、オリーブ油少々(分量外)をふる。

おまけ|芽キャベツのマヨ炒め

芽キャベツのマヨ炒め
芽キャベツをタテ4等分に切って、2~3分ほど炒めて焼き目を付けたら、マヨネーズを加えて全体によく和えれば完成。

これだけですが、なかなかいいビールのつまみになります。七味を少々ふってもおいしい。

***

芽キャベツ、おでんやトマトスープ、ホワイトシチューに加えるのもおすすめ。おつまみからは離れるけど、私は食べやすい大きさに切って、味噌汁に入れるのも好きです。ぜひ芽キャベツレシピ、試してみてください。

※記事の情報は2023年1月26日時点のものです。
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